エコポン|ECOPON:|液体ディスペンサーのご紹介  プラスチック樹脂加工・オリジナル商品開発:プロトワーク
 

夢造2011から始まった・・・

夢造とは?

夢造とは、

学生が持つ熱い想い×中小企業のスキルノウハウで、
世の中にムーブメントを巻き起こしていきます。TEAM-UCPのメイン事業名です。

夢造の理念 「学生の持つ夢や想いをカタチに! 」

「夢」を持つことが大切であると考えます。
それと同時に「結果」を追求することも大切であると感じています。
つまり「夢」を「夢」で終わらせたくない…。
「夢」をカタチに!そこから「夢造」が誕生しました。

夢造の理念 「学生の持つ夢や想いをカタチに! 」

夢造2011優勝を果たした「浜ちゃんズ」夢造2011のプレゼンまでと、開発に参加したエコポンストーリー

濱ちゃんズの足跡

「焦り、現実の壁、逃げ出したい気持ち。」

「商品企画のコンテストがあるらしい!」こんな話を耳にし、商品開発に興味があった同じゼミのメンバー5人でチームを結成したのですが、私たちは会計を専攻していたので、商品開発やプレゼンテーションにおいて専門的な知識を持っているわけではありませんでした。
やる気とは裏腹にいいアイディアが浮かばないまま時間だけが過ぎ、もう無理かもしれないと何度も思いました。
でもある日、「やっぱエコの時代ちゃう?」の一言で、やっとアイディアがまとまりました。
しかし、そうして本格的な活動が始まったのは、予選のわずか2週間前。ここからは毎日、朝から夜遅くまでプレゼン用の資料作りに全力を注ぎました。
予選通過後も、納得がいくまでデザインを練り直し、プレゼンをより充実させるため、大学の設備を借りて何度も練習しました。
資料も大会当日の朝まで修正を重ねた結果、念願叶って優勝することができました。

「優勝の喜びも束の間。商品開発の苦悩。」

コンテスト後は「オシャレにエコ」をコンセプトに、いよいよプロトワークとの商品開発が始まりました。
コストや商品の企画の面で、これまで盲点であった問題が浮き彫りになり、何度も振り出しに戻りました。初めて社会人を相手にした会議で、最初はなかなか思った事を言えませんでしたが、場を重ねるにつれ、だんだん自分たちも「もっとこうしたい!」という欲がでてきて、ついに全員が納得のいくエコポンが完成しました。
デザインも、「空を飛び、海を越え、あなたの街にエコポンがやってきました」というストーリーに基づいて、三種類のイラストが1つのお話になっています。
完成までにメンバー同士ぶつかってたくさん悩むこともありましたが、特別な知識も経験もない私達ふつうの学生でも、やればここまでできるんだ!と身を持って実感することができました。
そんな私達の想いがいっぱい詰まったエコポンが、たくさんの人に愛されるものになれば嬉しいです。

デザインストーリー

「経験から生まれたストーリー」

「デザインにストーリー性を持たせよう!」という提案から、「空を飛び、海を越え、あなたの街までエコポンがやってきました。」というオリジナルのお話に沿って、空・海・街の3種類のイラストデザインを考えました。このお話はただの作り話ではなく、私たち濱ちゃんズが、コンテスト出場からエコポンが完成するまでに、長い時間をかけ、様々な経験をし、たくさんの話し合いを重ねてきた、という実話に基づいています。

1つ1つのデザインは、コンセプトである「おしゃれにエコ」をイメージし、キッチンに馴染みやすいようなシンプルなものを心掛けて描きました。また、3種類のデザインを「空→海→街」の順番に見ていくと、ストーリーに沿うように、空のイラストにちょこっと海が描いてあったり、海のイラストにちょこっと街が描いてあったり、街のイラストをよく見ると空のイラストと同じ鳥が飛んでいたり…と、他にもたくさん遊び心が入っているので、そこも注目していただけると嬉しいです。

  • 空イラスト:ちょこっと海が見えたり

  • 海イラスト:ちょこっと街が見えたり

  • 街イラスト:空イラストと同じ鳥が飛んでたり

優勝チーム「濱ちゃんズ」から

濱ちゃんズ

「濱ちゃんズ」メンバー(左から)

岡島 拓(おかじま たく)
稗島 弥生(ひえじま やよい)
奥 翔哉(おく しょうや)
渡部 一呂(わたべ ひろ)
砺波 拳(となみ けん)

by 龍谷大学 経営学部

奥 翔哉(おく しょうや)

エコポンの原案が出てくるまでが一番大変でした。
毎日集まって、みんなで愚痴言ったり励ましあったりして何とかやってきました。
今までは人と意見をぶつけ合う機会から逃げてばっかりでしたが、
今回のことで本心からぶつかる大切さを学ぶことができました。いい経験になったと思います。

渡部 一呂(わたべ ひろ)

エコポンのボトルのイラストを担当しました、渡部です。
デザインは商品のイメージを大きく左右するので正直かなりのプレッシャーを感じていましたが、その分やりがいと達成感を味わうことができました。
出来上がったエコポンを実際に目にした時の嬉しさは、一生忘れないと思います!
同じゼミとはいえ、集まった時はまだ1度も話したことのないメンバーもおり、初めは遠慮やゆずり合いばかりしていたのですが、この1年間の活動を経て、正直な意見をぶつけ合えるチームに成長することができました。
この5人で最後までやりきることができて本当によかったです。

砺波 拳(となみ けん)

チームメイトを始め色々な人に迷惑をかけながら濱ちゃんズの一員としてECOPONの商品化に携わりました。
大学生とは自分が本当に時間を割かなければならないことを見つけることができる時期だと思います。
なので自分は「目の前にきたチャンスにはすべて関わってやる」というつもりで日々を送っています。
「根拠のない自信」は自分に一歩を踏み出させる大きな活力源だと思っています。

岡島拓(おかじま たく)

この商品開発で一番の目標はもちろん実際に自分たちの考えた商品が世の中に出回って多くの人に快適に使っていただくことでした。 しかしその夢を叶えるためにはコンテストで優勝する必要がありました。
僕は商品開発コンテストではプレゼンターをさせていただいたので、コンテストまではプレゼンに一番力を注ぎました。
5人で力を合わせた商品開発だけど、コンテスト当日に前で話すのは二人だけ。
当日までの努力の膨大さがプレッシャーでもあり、自信にもなりました。
こうして優勝を勝ち取り、実際にECOPONという商品を世の中に送り出すことができるということを本当に幸せに感じています。 何の専門知識も持たなかった大学生の僕たちがプロトワーク様をはじめ、多くの人たちの協力を得て、今こうして大きな夢を実現させるに至りました。
ECOPONを世の中に送り出すとともに、『チャンスはどこにでも、誰にでもある。そして、やればできる!』ということを僕たちと同じような学生に発信できたらと思っています。

稗島 弥生(ひえじま やよい)

夏休みのコンテストまでは、とにかく「勝ちたい!」の一心でした。
毎日朝からみんなで集まって、意見をぶつけ合って、何度もプレゼンの練習をして、帰宅してからも徹夜で作業して……。
必死で臨んだだけに、優勝した瞬間は鳥肌が立ちました。
「2回生の夏、一発かましたろや!!」…最初はこんな気持ちで、コンテストに挑んだ私たちが、 気が付けば、夏だけにとどまらず、こんなに長い間エコポンの開発に関われることになろうとは。本当に嬉しかったです。
長い間、リーダーという慣れない立場に立って、事あるごとに悩み、失敗するたびに落ち込みました。
でも、だからこそ、同じ目標に向かって全力で意見をぶつけ合える仲間の存在が、私の一番の支えであったと思うんです。
一緒にいた時間の長さゆえ、普段は照れくさくて中々言えないけれど、私が笑顔で元気にやっていけたのは他でもないみんなのお陰だと思っています。 綺麗事とかではなくて、本当に、そう強く思います。
色んな思いがたくさん詰まったエコポンが、多くの関係者の方のご協力のお陰で、やっと形になりました。
私たちの思いを聞き入れ、商品化に携わって下さった企業の方々、調査にご協力いただいた多くの方々、夏の大会で出会った人たち、 応援してくれた友人や家族、大学の先生、チームのみんな……挙げ出したらきりがないくらい、感謝の気持ちを伝えたい人がたくさんいます。
本当に、ありがとうございました。